結城市で行った見世蔵改修工事の様子をご紹介します
前回まではこちらからご覧ください
【旧店舗の現場調査】
施工前はこのような状況でした
道路側の下屋が歪んでおり、瓦や漆喰の壁が崩れかけていました
【土蔵の外壁漆喰塗り】
下屋の屋根瓦葺き替え工事の様子は、タイミングを逃してしまった為、外壁の漆喰塗りの様子をご紹介します……
【漆喰塗り完了】
道路に面した西側の壁を黒漆喰、鉢巻きを白漆喰で仕上げました
既存の格子戸や雨戸、造作の霧除けや手摺りも、丁寧にあく洗い(染み抜き)後に保護塗料で仕上げました
南側下屋下は白漆喰で仕上げました
ここには、今では珍しい手押しポンプの井戸が現役で使われています
今回ご紹介した『漆喰塗り』は、防火性や意匠性から武家の間で使われるようになったのが始まりだと言われています
現在でも色や仕上げのバリエーションが選べるので、洋風・和風問わず使われています
新築だけでなくリフォームでもお使いいただけますので、選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか?